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ボディマウントSHINKYOカプラーの走行テスト(KATOカプラー関連)

前回の記事で作ったボディマウントSHINKYOカプラーの走行テストをしました。

テスト内容

マイクロカプラーの頭の部分のSHINKYOカプラーに交換したボディマウントSHINKYOカプラーを他のカプラーと連結して半径243mmのS字カーブで走行テストしました。テストしたのはKATOカプラーAタイプ・Bタイプ・KATOナックルカプラー・台車マウントケーディカプラー・台車マウントSHINKYOカプラー(KATO台車・TOMIX台車)・ボディーマウントSHINKYOカプラー同士です。

S字カーブは左カーブから右カーブに入る場合と、右カーブから左カーブに入る場合の両方をテストしました。進行方向は両方をテストしました。また進行方向が同じ場合で、テストする連結部分の前に動力車がある場合と後に動力車がある場合の両方でテストしました。ただし、ケーディカプラーはケーディカプラーの車両が動力車である場合だけ、台車マウントSHINKYOカプラーはKATO台車の動力車とTOMIX台車のトレーラーの場合だけでテストしました。

結果

問題があったことをまとめます。

KATOナックルカプラー

左カーブから右カーブに入る箇所で連結器が勝手に解放してしまうことが多発しました。これはボディマウントSHINKYOカプラーが右に曲がって取り付いている場合には起こり、左に曲がって取り付いている場合にはおこりませんでした。

S字カーブの間に140mmの直線を入れても、走行方向によってはこの問題は解消しません。半径を280mmに拡大しても同様でした。

KATOカプラーBタイプ

KATOカプラーBタイプが台車から首を振らないためか、直線区間でも脱線がおきました。これはボディマウントSHINKYOカプラーが左に曲がって取り付いている場合には起こり、右に曲がって取り付いている場合には起こりませんでした。

ボディマウントSHINKYOカプラーに押されたKATOカプラーBタイプの台車が勝手に斜めを向いて脱線するという現象を繰り返しました。脱線が起こるのはボディマウントSHINKYOカプラーでKATOカプラーBタイプを押す場合だけで、逆の場合は問題ありませんでした。

KATOカプラーのAタイプでも、KATO以外の車両のカプラーポケットに取り付けて遊びが少なくて首を振らない場合は、同様に直線区間でも脱線すると思われます。

まとめ

ボディマウントSHINKYOカプラーを作る場合にカプラーの頭が斜めを向いてしまうことは多々あるでしょうから、カプラーの先が曲がっているという前提で以下のことを避けるといいでしょう。

  • KATOカプラーBタイプ及び台車から全く首を振る遊びのないKATOカプラー
  • KATOナックルカプラー又は左カーブから右カーブに入るS字カーブ

というわけで問題が全くないのは以下のとおりでした。

  • 台車マウントSHINKYOカプラー
  • 台車マウントケーディカプラー
  • ボディマウントSHINKYOカプラー同士

なお、以下の場合はテストしていません。手元にテストできる車両がそろっていないので当分の間、テストすることはありませんので、試してみた方がいらっしゃいましたら情報提供お願いします。

  • ボディマウントTNカプラー(通常)
  • ボディマウントTNカプラー(機関車用)
  • 台車マウントTNカプラー
  • ボディマウントケーディカプラー
  • KATOカプラーアダプター(ボディマウント)
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SHINKYOカプラーのボディマウント化

マイクロカプラーの先にSHINKYOカプラーをつけてボディマウントSHINKYOカプラーを作る方法の説明です。なお、写真を沢山撮ったものの使える状態のものが少なく詳しい写真が少ないですがご了承ください。


まずマイクロカプラーを分解します。裏のカバーを外すとカプラー本体と台座に分かれます。台座の金属線は外す必要はありません。


写真が見にくいですが、マイクロカプラーの先を根元から切り落とします。裏側に残る出っ張りもそぎ落として平らにします。


マイクロカプラーの先を切り落とした残りに、SHINKYOカプラーをそのまま取り付けます。瞬間接着剤を使って仮どめします。マイクロカプラーの切り取った残りの部分と、SHINKYOカプラーの頭の部分の間は1.5mm前後開けます。ちょうどよい間隔をうまく見つけ出してください。

瞬間接着剤で固定できたら、半田コテの先を使って、仮どめした部分を融かしてくっつけてしまいます。SHINKYOカプラーの2つのパーツの間の部分も半田コテで溶かしてくっつけて補強しておくとよいでしょう。溶着ができたら、SHINKYOカプラーの左右のカプラーポケットに入る出っ張りを切り落とします。切り落とした後に断面部分も溶着すると強度がさらに増します。


次に、写真の部品の加工をします。カプラー本体部分を下から支えるカバーですが、取り付けたSHINKYOカプラーと干渉すす部分を切り落とします。


写真のように干渉すす部分を切り落とします。裏から見ると下の写真のようになります。この加工が終わればそのまま元通りに組みなおせば完成です。


完成したボディマウントSHINKYOカプラーをマイクロエースのキハ40に取り付けたところです。こんな感じになります。


マイクロエースのキハ53に取り付けて、KATOのキハ52ナックルカプラーと連結した状態です。連結面間隔はこのくらいです。

ボディーマウントでTNカプラーにもKATOカプラーにも連結できる伸縮タイプの連結器ですので、用途は広いと思います。ただ、ボディーマウントTNカプラーの車両と連結した状態での走行試験は行っていませんので、この点に不安は残ります。KATOカプラー派でマイクロエースの車両に取り付けるカプラーに困っている人には便利ではないでしょうか?

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マイクロカプラーとKATOカプラー・ナックルカプラーが繋がった

マイクロエースから発売されているボディマウント式のマイクロカプラー自連タイプがKATOカプラーと繋がりそうな気がしたので、買ってみて繋がるか試してみました。まず結論から言うとKATOカプラーAタイプはOKでしたが、BタイプはS字カーブで脱線が多発します。ナックルカプラーはOKです。SHINKYOカプラーとTNカプラーはだめでした。

KATOカプラーA

アーノルトカプラーからの交換用のKATOカプラーとの連結状態です。そのまま押さえてもうまくはまらないので、上下方向からずらしてはめるしかありません。連結状態で少しKATOカプラーが斜めを向きますが問題ありません。KATOの台車とGMの台車で試したところ、半径282mmのS字カーブに高速で進入しても問題ありませんでした。TOMIXの台車にKATOカプラーAをつけた場合は、遊びが大きくKATOカプラーが大きく首を振る場合は問題ありませんでした。

KATOカプラーB

アーノルトカプラーに交換できないKATOカプラー専用タイプのものです。Aタイプと違ってそのまま押さえれば連結できますが、走行で問題があります。半径282mmのS字カーブで高速走行すると脱線が頻発します。Aタイプに比べて遊びが少なくKATOカプラーが首を振らないためでしょう。

KATOのかもめナックルカプラー

最近のKATOの客車や機関車についているというかもめナックルカプラーです。そのまま押さえれば見た目は悪いですが連結することができます。写真の状態でさらに力を加えると、ナックルカプラーを無理に開いて部品の噛み合わせ(裏側の出っ張りの入ってる部分)が外れるので注意してください。半径282mmのS字カーブに高速で進入しても問題ありませんでした。ナックルカプラーが首を振る構造だからなのでしょう。

KATOカプラーアダプター

KATOの機関車についているKATOカプラーアダプターを取り付けてみました。アダプターの対応する機関車がないのでカプラー部分だけをはめてみただけですが、KATOカプラーよりも真っ直ぐにはまります。

SHINKYOカプラー

KATOカプラー・かもめナックルカプラー・ケーディカプラー・TNカプラーに連結できるSHINKYOカプラーですが、繋ぐと大きく斜めを向いてしまい連結できません。

TNカプラー

TOMIのTNカプラーも斜めを向いてしまい連結できません。

マイクロカプラーのGMキハ23・マイクロキハ53への取り付け

話は全く変わりますが、GMのキハ23の動力ユニットにTNカプラーの代わりにマイクロカプラーを取り付けしようとすると、マイクロカプラーが台車と干渉して取り付けができませんでした。また、マイクロエースのキハ53はカプラー取り付け部分が通常より低くなっていてマイクロカプラーの高さが通常より低くなってしまうようです。またマイクロカプラーの下がスカートと干渉するのでカプラーの底部を少し削る必要がありました。

マイクロカプラーの説明書きには、スカートは車体ではなくマイクロカプラーに取り付けてから車体につけるよう書いてありますが、カプラーにスカートを取り付けると当然高さが低くなりレールとこすることになります。マイクロカプラーを取り付けて通常通りにスカートを車体にはめようとすると、キハ40ではスカートがそのまま車体にはまり、キハ53ではスカートはそのままでは車体にはまりますが少々きついのでマイクロカプラーの角を切り落とした方がいいです。自社製製品への取り付けでこのようなお粗末な状態ではTN派の人を取り込むことは難しいと思います。

KATO派には便利かもしれない

国鉄気動車のようなKATOカプラーAやナックルカプラーを取り付けできる車両と、台車にカプラーポケットのないマイクロエースの車両を連結するのには便利なようです。KATOカプラーの車両が多数でTOMIXの車体マウントTNカプラーの車両が少数の場合に、改造をせずにKATOカプラーと連結させることができるようになります。しかし私のようなKATOカプラー派やKATOナックルカプラー派はTN派に比べれば少数でしょうからあまり売れないと思います。私の場合は、KATOカプラーの方が安いので、マイクロエースの気動車は基本KATOカプラーで、先頭にする場所だけマイクロカプラーでいくつもりです。

蛇足ながらマイクロの台車へのKATOカプラー取り付け法

マイクロエースのボディーマウント車両にKATOカプラーを簡単に取り付けるには、Bタイプを使って台車の突起に高さや位置を合わせて取り付ければOKです。私は熱で溶けた樹脂でくっつける「ピタガン」とか「ホットボンド」などと言われている100円ショップでも売ってあるものを使っています。これだと盛り付けて位置を固定することができ、固まるのがゴム系接着剤やエポキシ接着剤よりも早いので便利です。うまく固定できなくてもピタガンの先をくっつけて熱を伝えて再び融かすことも可能ですし、カッターなどで切って引っ張って剥がせば何度でもやり直しが可能です。

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KATOのキハ80カプラーセットを買って試してみた

有言不実行の北原東口でございます。博多駅の工事の写真をUPするという話はなかったことにしてください。そんなことはさておき、KATOのリニューアルされたキハ80についているという新カプラー「KATOカプラー伸縮密着自連形PAT.P」をホビーランドぽち博多店で買ってきました。

4個入りで定価840円と、KATOカプラーNに比べるとかなり割高ですが、ケーディのボディーマウントタイプ(定価1050円で4個入り)よりは安くなっています。サイズはTNカプラーよりも小さく、TNと同様に伸縮機構が入っています。そしてTNとは違いバネで真ん中に戻るようになっています。また、まっすぐ前を向いているときの遊びが大きいこともあり、走行性能はTNよい。TNはS字で脱線することが多いですが、こっちはフルスピードでも脱線しませんでした。それから、KATOカプラーNやTNなどでは2つのパーツを組み合わせていましたが、この新カプラーは1つの部品だけでできています。台車マウントタイプが出るときはKATOカプラーNより安くなりそうな気がします。

写真あれこれ

きれいな写真ではないですが、撮影したので掲載します。

連結状態。TNと同様間隔は狭い。ぱちっとはまる。外すときも引っ張って外す。押したり引いたりする力はTNとあまりかわらないようなかんじでした。

繋いだまま横にずらしてみる。まっすぐの状態でこのくらい遊びがある。

無理やりTNと繋いでみる。TNの方が大きいので斜めを向いてしまう。

無理やりKATOカプラーNと接続。やっぱり斜めを向いてしまう。KATOカプラーNよりかなり小さくなったのがわかる。

無理やりケーディと接続。これも斜めを向いてしまう。

中にはスプリングが入っている。そのためTNのように横を向いたままにはならず真ん中に戻ってくる。写真でスプリングが下にずれているのは遊びがあるから。カプラーがまっすぐを向いた状態で左右方向にこのくらいまではずれることができる。

カプラーを斜めに向けた状態。スプリングが縮んでカプラーが伸びているのがわかる。ケーディカプラーのボディマウントタイプとは違い伸縮機能があるため、直線では車両間隔を詰めて曲線では伸びることができる。

以下、走行試験の映像。

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